岡山県内の主な海水浴場の今夏トップを切り、倉敷市玉島黒崎の沙美海水浴場で3日、海開きがあった。地元の沙美小1~6年生20人が初泳ぎを楽しんだ。
関係者22人が出席して安全を祈願した後、児童も参加してテープカット。児童たちは元気よく海へ入り、互いに水をかけ合ったり、浮輪で泳いだりして歓声を上げていた。2年の児童(7)は「水はしょっぱくて冷たかったけど、みんなで泳げて気持ちよかった」と話した。
同海水浴場は「日本の渚(なぎさ)百選」に選ばれており、2019年は約4万人が訪れたが、新型コロナウイルス禍で20、21年は開設を中止。昨夏、3年ぶりに海開きをした。コロナの5類移行に伴い、今季は8月23日までの期間中に、昨年より1万人多い約3万人の人出を見込む。
玉野市の渋川は8日に海開きを予定している。