「何かおかしいな…」雨の中、男の子が傘ささず迷子に 高校生がとっさの判断

愛媛県大洲市長浜町で、迷子を保護した地元の長浜高校の生徒2人に、3日、警察から感謝状が贈られました。

迷子を保護したのは、愛媛県立長浜高校2年の石丸夏実さんと朝木海地さんで、大洲警察署の吉良浩幸署長が学校を訪れ、2人に感謝状を手渡しました。

石丸さんと朝木さんは、6月1日午後7時頃、長浜町内で、男の子が雨の中、傘もささずに歩いているところを保護し、一緒に保護者を探したり警察に通報したりしたということです。

男の子は自宅で保護者が目を離したすきにいなくなり、道に迷ったということです。

(石丸さん)
「雨の中、歩いて来てて何かおかしいな、親御さんもいないしおかしいなと思って声をかけた」

(朝木さん)
「当然のことをしたんじゃないかなと思っています」

警察は、困っている人を見つけたら積極的に声をかけ、必要に応じて警察に通報してほしいと話しています。

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