三浦瑠麗 自分の姿を重ね合わせた!? 推し本は“理不尽に虐げられる少女が奮闘する物語”

移転前の事務所入口で目撃した三浦瑠麗

7月3日、国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が文藝春秋の社長・飯窪成幸氏と舞台鑑賞や会食をしていたことが報じられた。

「Smart FLASH」によると、6月下旬、三浦氏は小学6年生の長女を連れ、飯窪氏と新国立劇場で舞台『ラ・ボエーム』を鑑賞。その後、恵比寿のバーで脳科学者の茂木健一郎氏らと合流し、0時半までワインを楽しんだという。長女は三浦氏が帰宅するまで同行し、バーではカウンター席の奥でずっと本を読んでいたという。

記事は長女を深夜まで外出させていたことが東京都の条例違反であることを指摘しているが、三浦氏はこの記事に反発。Twitterで次のようにつづった。

《条例が懸念している『不審者』って、子供につきまとって隠し撮りしている週刊誌カメラマンのことなんじゃないかと思うんだな》

《ちなみに、娘がイタリアン食堂の中で夢中で読んでいたのは、ジェシカ・タウンゼント著『ネバームーア――モリガン・クロウの挑戦』早川書房でした。たいへん面白いそうなので、ぜひお子さんの夏休みの読書にどうぞ》

三浦氏が推薦する『ネバームーア―― モリガン・クロウの挑戦』はオーストラリアの作家であるジェシカ・タウンゼントによる児童向けファンタジー小説。11歳になる少女モリガン・クロウは呪われた子供とされ、この世のすべての不幸が彼女のせいとされていたが、ある日謎の男に導かれ魔法都市に行き、数多くの子供たちと競争することになる…というのがあらすじだ。

「社会から理不尽に虐げられる少女が過酷な運命に抗いながら成長していく物語で、世界36カ国語以上で出版が決定しており、映画化も予定されています。主に小学校高学年の児童から支持を得ている作品です」(出版関係者)

三浦氏は、夫の三浦清志氏が業務上横領の疑いで逮捕・起訴され、自身も今年3月にテレビ朝日の社員から起こされた訴訟で敗訴。現在はテレビ出演などを休止して表舞台から姿を消し、苦境に立たされている。

あえて書名を公表したのは、どんなに人に嫌われても強く生きていってほしいという娘への願いがあったからなのか、それとも“自分も理不尽に虐げられているが、負けない”という思いからだったのか。

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