遮断機下りないまま列車が踏切に…四国運輸局が「ことでん」に改善指示 原因はヒューズの破断

四国運輸局は、6月30日付で「高松琴平電気鉄道(ことでん)」に対して、改善指示を出したと発表しました。

四国運輸局によると、2023年4月11日、ことでん長尾線の上福岡踏切(高松市)で遮断機が下りていない状態で列車が踏切に進入する事案が発生しました。けが人はいませんでした。

変圧器のヒューズが破断していたことが原因だったということです。
その後、壊れたものと同型のヒューズを調べたところ、メーカー推奨の耐用年数を大幅に超えたものが多く見つかったということです。

四国運輸局は、ことでんで過去にも同じような事案があったことなどを踏まえ、改善措置を講じるよう指示しました。

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