【アートアクアリウム美術館GINZA】迫力ある新作展示が公開!夏の風物詩が詰まった涼空間を体験!

東京・銀座三越にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、2023年6月30日(金)から9月26日(火)までの期間限定で『【特別企画】夏のアートアクアリウム展2023~銀座の金魚~』が開催。夏の風物詩と金魚で涼を感じる展示が楽しめます。さらに、館内最大級の金魚アート「天空リウム」など新作5作品が登場するということで、どんな作品に出会えるのかルポしていきます。

風情ある景色の「アートアクアリウム美術館 GINZA」

東京の夏の風物詩として開催されてきた「夏のアートアクアリウム」。今年は、新しく館内最大級の複合型作品「天空リウム」など新作水槽作品を5作品が追加されます。合計19の作品エリアに約150基のさまざまな水槽が並び、さらに引き込まれるような世界観へと変化しているそう。

注目の新作5作品をご紹介!

天空リウム

透明な提灯のような水槽が積みあがっていて、迫力のある展示が登場。水が流れ落ちている姿はなんだかシャンパンタワーのよう。

手毬リウム

壁にはめ込まれた手毬をイメージした丸い水槽。色とりどりの紐とライトアップが手毬の可愛らしい装飾を想起させます。

新行燈リウム

オレンジの網目模様が印象的な「新行燈リウム」は、一見どこに金魚がいるか見えませんでしたが、夕焼けのようなオレンジの中をゆったりと泳いでいました。

猪目リウム

平たいハートのような水槽が「猪目リウム」です。猪目とは、猪の目のようにみえることからこの名がついた日本古来の文様。奥の天空リウムが垣間見えて、わくわくさせてくれます。

金魚の石灯籠

金魚の滝に寄り添うように現れた石灯籠では、灯火の代わりのように金魚が泳いでいて風情ある佇まいです。

いつもの展示も夏らしい装飾に

銀座万灯籠

金魚でなく、日本の美しい景色も楽しめるのがアートアクアリウム美術館の魅力です。細かな装飾から柔らかく光が溢れる灯籠が、これから広がる展示の世界へと没入する懸け橋になってくれます。

金魚の回廊

大きな筒の水槽がずらっと並ぶ回廊は、奥の壁や床が反射してどこまでも広く感じるような空間。カラフルな照明や泡の中でさまざまな金魚が舞い踊っているようで楽しげな雰囲気です。

金魚蒐集

クリアストーンのカーテンをくぐると、丸い水槽の中に飾られる金魚たち。作品名のように光る名称とともに静かに泳いでいます。

金魚の飾り棚

日本の伝統工芸と文化の棚。涼しげなガラス細工と盆栽が並び、上品な雰囲気が漂っています。

金魚の滝

水の流れる薄型の水槽は緩やかに波打っており、緑の葉とともに水音が楽しめる金魚の滝。清涼感あふれる空間に仕上がっており、いつまでも見ていられそうな雰囲気です。

新金魚品評

ちょうど覗き込める高さに四角形の水槽が並んでおり、近くでさまざまな金魚の姿を見ることができます。夏の装飾になってハスの花と一緒に過ごす姿が見られます。

オリガミリウム

折り紙から着想を得た、さまざまな角度から見たくなる大きな多面体の金魚鉢に、たくさんの金魚。

周りには折り紙の金魚が吊るされ、空気に揺れる姿や影までもが泳いでいるようにみえます。

障子リウム

庭園の様子を眺める障子をモチーフにした「障子リウム」は、京都・大徳寺、塔頭孤篷庵の茶室「忘筌席」にある障子に着想を得ているそう。障子にはモミジが投影され、下の窓には金魚たちが泳いでいます。

提灯リウム

祭り提灯をイメージモチーフにした球体の水槽が通路の両側に並び、「金魚の竹林」まで通じています。天井から笹の葉と風鈴が吊り下げられていて、夏の風物詩が詰まったエリアです。

風鈴にも金魚が描かれていますよ。

金魚の竹林

水槽の柱が並ぶ竹林は少し開けた空間のような印象で、光と泡が柔らかい雰囲気を作り出しています。

フラワーリウム

華道家・假屋崎省吾さんとコラボレーションした作品では、鮮やかな色彩の中で夏の花であるひまわりが目を引きます。水の流れに身を任せて泳ぎ回る姿がと大胆な生け花が絶妙に合っている不思議な空間です。

幻想的な空間の最後にはお土産もチェック

金魚の見た目にそっくりな手ぬぐいには、カラフルな飴が包まれています。積み上げられている姿は、なんだか迫力がありますね。

まめぐい お包み金魚

価格:880円(税込)

ほかにもアートアクアリウムのためにデザインされた、さまざまな銘菓も並んでいます。

松崎煎餅 金魚暦

価格:1,728円(税込)

金魚の尾ひれや鱗を表現したアクセサリーなどの小物もラインナップ。

華(土佐金モチーフ)

ピアス、イヤリング

価格:8,800円(税込)

ネックレス

価格:6,600円(税込)

水の中でも遊べるらしい「オリエステルおりがみ」や夏らしいうちわ、風鈴、手ぬぐいなどたくさんのグッズが展開されていました。

オリエステルおりがみ

価格:1,320円(税込)

動きのある美術館のアップデートに魅了される時間

日本の文化や季節の風物詩とともに、金魚たちのしなやかな姿を楽しめる「アートアクアリウム美術館」。金魚たちが動くからこそ、いつでも違う様子を楽しめますが、新しい展示によってさらに魅力的な空間へとなっていきそうですね。

夏のアートアクアリウム展2023~銀座の金魚~

開催期間:2023年6月30日(金)~9月26日(火)

開催施設:アートアクアリウム美術館 GINZA

入場料:【WEBチケット】2,300円、【当日券】2,500円 ※当日券は銀座三越新館9階にて発売

https://ticket.artaquarium.jp/

住所:銀座三越新館8階(入口は9階)(東京都中央区銀座4-6-16)

アクセス:東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」直結、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」(9番出口)より徒歩5分、都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」銀座駅方面地下通路経由徒歩2分、JR「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩9分

営業時間:10:00~19:00(変更になる場合がございます)

休館日:銀座三越の休館日に準ずる(加えて、メンテナンス等により不定期で休館の場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください)

※ベビーカー、スーツケースの持ち込み、ペットを連れての入場はできません。

※お荷物用のロッカーはございません。

公式HP:http://artaquarium.jp/

[All photos by とろ]

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