国会議員の2022年所得報告書が3日、公開された。山陽新聞社のまとめでは、岡山県関係11人（衆院7人、参院4人）の平均所得は2687万円で、前年に比べて255万円アップした。増加は2年ぶり。
衆参両議員の平均を見ると、衆院は8万円増の3054万円、参院は140万円増の2045万円。
最高額は逢沢一郎氏（自民、衆院岡山1区）の9689万円で、7年連続のトップとなった。都内に所有するビルの賃料や株式配当金の収入があり、前年比1183万円の増。全国でも3番目に多かった。元岡山県知事の石井正弘氏（同、参院岡山選挙区）2678万円、厚生労働相を務める加藤勝信氏（同、衆院岡山5区）2464万円が続いた。
給与所得以外に収入がなかったのは平沼正二郎氏（同、衆院岡山3区）柚木道義氏（立憲民主、衆院比例中国）小野田紀美氏（自民、参院岡山選挙区）谷合正明氏（公明、参院比例）の4人。
資産補充は平沼氏、阿部俊子氏（自民、衆院比例中国）石井氏、政治家女子48党の浜田聡氏（昨年末時点はNHK党、参院比例）の計4人が有価証券などを報告した。
所得報告は22年の1年間を通じて在職した議員が対象。衆院は小選挙区5人と比例中国で岡山県内を拠点とする2人、参院は岡山選挙区2人と比例2人について集計した。
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広島県選出の国会議員も3日、2022年の所得報告書などが公開された。平均所得は前年に比べて848万円増の3190万円だった。
所得報告は22年の1年間を通じて在職した人が対象で、衆院は小選挙区7人、参院は広島選挙区3人の計10人について集計した。所得総額のトップは新谷正義氏（自民、衆院広島4区）の8962万円。衆院広島7区の小林史明氏（自民）は2509万円だった。
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広島県議の2022年所得報告書も3日公開され、昨年1年間を通じて在任した56人が提出した。福山市選挙区10人の平均所得は1818万円で、最高額は稲葉潔氏（民主県政会）の2913万円。県議全体の最高額は山下智之氏（自民議連、廿日市市）の3545万円だった。
資産補充報告書と関連会社報告書は58人が提出した。県議の報告書は県議会棟で閲覧できる。
