「絵ことば」アーティストの清香88さん 故郷の近江八幡でほんわかメッセージの作品展

手書きのメッセージにイラストを添えた「絵ことば」の作品と清香88さん(近江八幡市為心町元・白雲館)

 滋賀県近江八幡市出身のアーティスト・清香(きよか)88(蜂谷清香)さん=大津市=が手書きのメッセージにイラストを添えた作品の展示が、近江八幡市為心町元の白雲館で開かれている。和紙に墨や水彩絵の具などで描いた約150点が並ぶ。

 清香88さんは2001年、音楽を制作する中で浮かんだ言葉に独学で習得したイラストを描く「絵ことば」づくりを始めたという。

 会場には、ネコやカッパのキャラクターとともに「ツライこともあるけれど ささやかなしあわせもいっぱいある。」、「なんぼでも ええことあるで。」などのメッセージを書いた作品が展示されている。

 清香88さんは「作品を見ることで自分の内側から元気になって笑顔で過ごしてほしい」と話す。

 31日まで。午前10時~午後4時半(最終日は午後4時まで)。入場無料。

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