偏西風の蛇行で極端な天気が続く

きょうは梅雨前線が南下し、前線がかかる九州は鹿児島県を中心とした南部で、特に昼頃にかけて非常に激しい雨の降るおそれがあります。本州方面は広く梅雨の晴れ間となりますが、関東甲信地方は雷雨となる所があるでしょう。
予想最高気温は近畿や東海地方で35℃以上の猛暑日となり、人の体温並みの厳しい暑さとなる所がありそうです。
これらの極端な大雨や暑さは偏西風の蛇行が一因で、今後も同じような天気が続くおそれがあります。九州はあすも大雨となる所があり、土日も広く雨量が多くなる危険があります。引き続き、土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水などに厳重な警戒が必要です。

気象予報士・益山 美保

画像について:4日午前3時の天気図と衛星画像。

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