「必ず獲らないと」鹿島1年目の佐野海舟、タイトルへの強い想いを語る「鹿島にタイトルは絶対必要」

[写真:©︎J.LEAGUE]

3日、YBCルヴァンカッププライムステージの組み合わせ抽選会が開催された。

今シーズンは通常ではグループステージに不在だったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場クラブも参加した大会。8チームが勝ち上がり、準々決勝の組み合わせが決定した。

抽選会後、名古屋グランパスとの対戦が決定した鹿島アントラーズのMF佐野海舟が取材に応じ、対戦決定について感想を語った。

「どの相手とやるにしてもタイトルを獲るには強い相手とやらなければいけないので、それが1回戦からというのは厳しい戦いになると思いますが、タイトル獲るためには必要なので頑張ります」

国立競技場での「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」ではしっかり勝利した鹿島。8月にもリーグ戦で戦い、その後にルヴァンカップの2試合を迎える。

佐野は「対策をしっかりして、自分たちの力を全て出せるように戦っていければと思います」と意気込み。自分たちの力を出すことが大事だとした。

鹿島に来てタイトルの重要性をより感じる佐野。負ければ終わりの戦いだが「タイトルから離れているので、必ずこのルヴァンは獲らないといけないと思います」と語り、「Jリーグと同じように、一戦一戦、僕たちがやるべきことをやって勝利できればと思います」と、自分たちにベクトルを向けて戦うことが大事だとした。

また、昨シーズンまではファジアーノ岡山に所属していたため、ルヴァンカップは初めての挑戦となる佐野。「違う緊張感はあります」とリーグ戦とは違うものがあるとし、「J2では経験できていない経験をたくさんできているので、初めてですけどタイトルは獲りたいですし、鹿島にタイトルは絶対必要だと思っているので、そこに自分がどれだけ貢献できるかが大事だと思います」と、タイトル獲得へ貢献したいと意気込んだ。

抽選会で顔を合わせた名古屋の森下龍矢は日本代表デビューも果たした実力者。「自分は一方的に代表でも見させてもらいました」と語る佐野は、「本当に凄い推進力が武器だと思います。そこを自分が行かせないかというのが大事になると思います」と、しっかりと守備面で封じたいと意気込んだ。

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