真岡市の住宅全焼 遺体の身元判明 67歳の男性

先月、真岡市で全焼した住宅から見つかった遺体の身元について、警察は3日、この家に住む67歳の男性だったと発表しました。

警察によりますと、真岡市島の全焼した住宅から見つかった遺体は、この家に住む無職の伊東日出夫さん67歳と判明しました。

警察は先月22日、殺人と現住建造物等放火の疑いで、同居する無職の金子誠容疑者89歳を逮捕しています。

火災は先月20日の夜に発生し、伊東さんと金子容疑者の61歳の娘が2階にいて、伊東さんとみられる遺体が見つかり、やけどが原因の死亡と確認されました。

警察はDNA型鑑定で遺体の身元を伊東さんと特定し、娘は今も治療を受けています。

金子容疑者は警察の調べに対し「娘とけんかになって頭にきた。自分も死ぬつもりで火を付けた」などと説明していたということです。

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