壬生東小でリーディングDXの公開授業 国のGIGA スクール構想モデル校

 タブレットなどの情報端末を活用して、自主的に学習を進める取り組みを普及させるため3日、国のモデル校に指定されている壬生町の小学校で公開授業が行われました。

 文部科学省が進める、リーディングDXスクール事業は、タブレットなどの情報端末を使った先進的な授業を普及させるために、全国の小中学校や高校およそ200校をモデル校に指定しています。栃木県内では今年度、壬生町の壬生東小学校と南犬飼中学校など、4つの学校が指定されています。

 3日は、壬生東小学校の6年生のクラスで、端末を使った社会科の授業が公開され、町内の小中学校の教員らおよそ30人が参観しました。

 授業では、「巨大古墳と豪族」をテーマに、大阪府堺市にある世界で最も広い領域を持つ墓と言われる、仁徳天皇陵古墳について、どうやって作ったのかや何のために作ったのかなど、課題を決めて学びました。

 児童たちは、個人やグループになって、端末を使ったり話しあったりして情報を集め、わかったことや、まとめをチャットを使ってクラス全員に報告しました。

 参加した教員らは、児童の学習の様子を見ながら、気が付いたことを教員用のチャットに報告するなど、熱心に授業を見学していました。

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