【8/11・12】平和を祈る「ひろしま盆ダンス2023」がひろしまゲートパークで開催

毎年夏のお盆シーズンに開催されている「ひろしま盆ダンス」。今年2023年は旧広島市民球場跡地に誕生した「ひろしまゲートパーク」中央のゲートパークプラザで開催されることが決定しました。

※写真はイメージです

旧市民球場跡地に帰ってきた「ひろしま盆ダンス」

1945年8月6日、原爆によって焼け野原となった広島の街は、復興に向けて歩み始めました。

それから1年後の1946年8月7日、原爆で鳥居だけが残った広島護国神社跡(広島市基町/現在のひろしまゲートパーク)で「戦災供養盆踊り大会」(中国新聞社主催)が開かれました。

2018年、「戦災供養盆踊り大会」の理念を引き継ぐ形で、広島の新たな夏祭りとして同じ場所で開催されたのが「ひろしま盆ダンス」です。

ここしばらくはコロナ禍による中断、開催場所の変更がありましたが、2023年は久しぶりに旧市民球場跡地に帰ってきます!

お盆に欠かせない盆踊りは、海外では「Bon Dance」と呼ばれて親しまれています。ひろしま盆ダンスは国籍を超えて、平和を願う人々が国際交流する場にもなっています。

ひろしま盆ダンスに参加するなら知っておきたいのが、総踊りの「広島音頭」。振付は原爆が投下された広島の人々の混乱した様子が表現され、歌詞には復興した広島を見てほしいという思いが込められています。

広島ではなじみ深い踊りなので、事前に歌詞や振り付けをぜひチェックしてみてください。

「ひろしま盆ダンス」YouTubeチャンネルで2019年の様子が公開されています。
こちらからチェック:https://hiroshima-bon-dance.jp/

数年ぶりに帰ってきたはじまりの場所は、市民公園「ひろしまゲートパーク」として生まれ変わったばかり。盛り上がること間違いなしです!

ひろしま盆ダンス2023

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