小山町観光バス事故 当時の統括運行管理者を書類送検 静岡県警

2022年10月 静岡・小山町で観光バスが横転し29人が死傷した事故で警察は当時、観光バスの運行管理をしていた男性を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは埼玉県在住の56歳の会社員です。この事故は、2022年10月 小山町の県道で走行中の観光バスがフットブレーキが利きにくくなる「フェード現象」を起こしてカーブを曲がりきれずに横転し29人が死傷したものです。

書類送検された会社員はこの事故をおこした「美杉観光バス」の本社営業所で当時、統括運行管理者をしていて「運行指示書」に運行する際注意する箇所を具体的に記載しないなど指導監督を怠ったことで事故を起こした疑いが持たれています。男性は、警察の調べに対し容疑を認めているということです。

© 株式会社静岡第一テレビ