人口減少が進む千葉県鋸南町は、２０２３年９月から町内に新築住宅を取得し、１５年以上住む意向の人に対し、奨励金として、最大４００万円を補助します。
鋸南町によりますと、住宅取得奨励金は、町への移住や定住を促進させるため、２０１２年度から最大１００万円でスタートしました。
ただ、町の人口は、６月１日時点で、６９３９人と減少に歯止めがかからず、拡充に踏み切ったということです。
補助の対象は町内の人にも拡大し、取得する住宅には中古住宅も加えました。
最大４００万円の補助を受けるには、次の要件を満たす必要があります。
まず、鋸南町に１５年以上住む意向で、居住面積７０平方メートル以上の新築住宅を、町内の建設業者を使って建てる。
取得した住宅の住所を住民基本台帳に登録し生活実態がある。
そして、補助を受ける人が５０歳未満で、配偶者と３人の子どもがいる場合、住宅建築費の５分の１を上限に４００万円が補助されるということです。
