一番古い建物で築60年が経っている、千葉県庁舎などについて、再整備に向けた方針を検討しようと、県は7月3日から、老朽化状況の調査や整備方法の案の作成などを委託する事業者の募集を開始しました。
県庁舎の敷地内は、築年数の異なる5つの建物があり、一番古い中庁舎は築60年、最も新しい本庁舎でも築27年が経過し、今後10年から20年の間には、建て替えや大規模改修が必要となります。
これを受け、県は再整備の方針を検討するため、7月3日から県庁舎などの調査を委託する事業者の募集を始めました。
調査委託先には、建物の老朽化の状況を調査することと、費用対効果や機能性を踏まえた整備の方法、さらに建物の配置場所を複数のパターンで作成する業務などを委託し、委託期間は2023年9月から2024年度末までを予定しています。
また、そのほかの今後の予定は、2025年度以降、県民や議会の意見を踏まえて、再整備の方針を示す基本構想を策定するとしています。