藤井風「Workin’ Hard」が日テレ系・テレ朝系共通の「バスケットボールワールドカップテーマソング」 に決定

藤井風の書き下ろし楽曲「Workin’ Hard」が、日本テレビ系・テレビ朝日系共通のバスケットボールワールドカップテーマソングに決定した。

8月25日に開幕し、4年に一度開催されるバスケットボール世界No.1決定戦「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。史上初の3カ国(日本、フィリピン、インドネシア)共同開催となる今大会は、日本ではバスケットボールの聖地・沖縄で激戦が繰り広げられる。世界の強豪が集まる大会において、NBAで活躍する渡邊雄太選手を中心に、頼れるキャプテン・富樫勇樹選手、若き司令塔・河村勇輝選手などの国内組との融合が期待される日本代表“AKATSUKI JAPAN”。そんな注目の大会の中継を、藤井の楽曲「Workin’ Hard」が盛り上げていく。

藤井は今回の楽曲制作に向け、実際にBリーグ・日本代表戦に足を運び観戦。さらに、バスケ最高峰リーグであるアメリカ・NBAの試合も現地観戦し、その興奮と感動を楽曲に反映させるため、そのままロサンゼルスに滞在しデモを制作。

帰国後、引き続き楽曲をブラッシュアップしていき、アジアツアーの準備と映像制作で多忙な中、再度、ロスに赴きレコーディングを敢行した藤井。サウンドプロデューサーはドレイクやケンドリック・ラマー、SZAなどを手掛けるDahi、ミックスエンジニアにJeff Ellis、マスタリングエンジニアはDale Beckerと、各セクションがグラミー受賞経験者という豪華布陣で制作された。

完全世界基準のサウンドに加え、日本代表へのエールとも受け取れるメッセージの詰まった歌詞のコラボレーションが印象的な「Workin’ Hard」。実は学生時代にバスケ部に所属した経験もある藤井が、熱い戦いを繰り広げる日本代表の背中を力強く押す。

藤井は「小さい頃、家のすぐそばにあった輪っかになった木の枝にバスケットボールを入れる練習を何度もしていたことを覚えています。僕はバスケットボールを極めることは全くできませんでしたが、あれから10年以上経った今、こんな形でバスケットボールに関わらせていただける日が来るなんて。恥ずかしいような、でもとってもありがたい気持ちでいっぱいです」とテーマソング起用の喜びを伝える。

そして、「たくさん努力して道を極めた選手たちのことを想像したり、実際に試合を見に行かせてもらったりして、自分の内側からじわじわと湧き上がるように曲が生まれてきてくれました。そして制作を進めていくうちに、選手たちだけではなく、この世界で一生懸命に生きるすべての人たちへの愛とリスペクトがどんどんあふれてきました」と制作過程に触れ、「この曲で、勝ち負けや、目に見える結果を超えた何かを感じてもらえる手助けができたら、本当にうれしいです。お互い頑張りましょう」と呼び掛けている。

なお、日本テレビ系では、開幕戦となる8月25日の1次ラウンド第1戦「日本 VS ドイツ」(午後9:00)、テレビ朝日系では、27日の1次ラウンド第2戦「日本 VS フィンランド」(午後9:00)、29日の1次ラウンド第3戦「日本 VS オーストラリア」(午後7:54。一部地域を除く)を放送する。

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