自民、大阪6支部長に公募通告 空白4選挙区も一括

記者団の取材に応じる中山泰秀元防衛副大臣(左)=4日午後、東京・永田町の自民党本部

 自民党の茂木敏充幹事長は4日、2021年の前回衆院選で落選した大阪府内6選挙区の支部長と党本部で面会し、次期衆院選の候補予定者となる支部長を選び直す公募を実施すると通告した。支部長不在の4選挙区と合わせて10選挙区分を5日から一括で公募し、月内に新たな支部長を選ぶ。

 落選中の支部長がいて公募対象になる6選挙区は4、8、11、12、15、17区。不在の4選挙区は9、10、14、18区。

 面会で支部長側は公募の再考を求めたが、茂木氏は取り合わず、情勢調査などを踏まえて対象を絞ったと説明。現支部長も応募可能とし「再任されるよう頑張ってほしい」と伝えた。大阪府連の谷川とむ会長が明らかにした。

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