九州再び大雨に厳重警戒 5日にかけ、地盤緩く

気象庁の庁舎

 活発化する梅雨前線の影響で、九州では5日夜の初めごろにかけて、雷を伴う激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は4日、厳重な警戒を呼びかけた。3日に線状降水帯が発生した熊本県など記録的な大雨で既に地盤が緩んだり、河川が増水したりした地域も多く、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に注意が必要だとしている。

 気象庁によると、5日は低気圧が日本海を東北東に進み、前線が西日本を南下する見込み。低気圧や前線に暖かく湿った空気が流れ込むため、再び前線の活動が活発となる。

 大気の状態が非常に不安定になるため、落雷や激しい突風の恐れもある。

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