中村倫也×川口春奈「ハヤブサ消防団」のシーン写真が公開!

中村倫也が主演を務め、テレビ朝日系で7月13日にスタートする連続ドラマ「「ハヤブサ消防団」(木曜午後9:00。初回は拡大スペシャル)の気になるシーン写真が先行公開された。

「ハヤブサ消防団」の原作は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「七つの会議」「民王」「アキラとあきら」「シャイロックの子供たち」など、数々のヒット作を世に送り出してきたベストセラー作家・池井戸氏の最新作であり、氏の“もう一つの真骨頂”ともいえる新機軸のミステリー。舞台は豊かな自然が広がる長閑な集落で、しかも主人公は池井戸氏が自身を投影したミステリー作家という、これまでの作品とは一線を画す異色作となっている。

物語は、スランプ気味の作家・三馬太郎(中村)が亡き父の故郷、“ハヤブサ地区”に移住するところから幕を開ける。都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたはずの太郎だったが、地元の消防団に加入したのを機に、連続放火騒動に巻き込まれ、住民の不審死など怪事件にも遭遇。ハヤブサを守るべく真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たる。

ハヤブサの深層で一体何がうごめいているのか? 予測不能な怒濤(どとう)のストーリーが展開。物語の鍵を握るミステリアスな映像ディレクター・立木彩を川口春奈が演じるほか、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久ら名バイプレーヤーたちが集結し、期待が高まっている。

今回公開されたシーン写真は、主人公の太郎、彩それぞれの1ショットと、消防団メンバーが集結したカットの計3枚。

目の前の状況が信じられないとばかりに、険しい表情を浮かべてがく然とする太郎。彼の視線の先にあるものとは一体? その胸には不吉な予感が迫っているようだ。

また、目に涙をたたえながら遠くを見つめる川口の美しいショットは、潤んだ瞳と固く結んだ唇が、彩の内側にある複雑な感情を表現しているよう。果たして彼女はどんな悲しみ、憤りを抱えているのか?

そして、消防団員の集合ショットでは、なぜか全員が心なしか肩を落とし、ぼう然と立ち尽くしている。彼らの前には、どんなおぞましい光景が広がっているのか!?

太郎は、崖っぷちのミステリー作家。5年前に明智小五郎賞を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は、新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。担当編集者・中山田洋(山本)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた。そんなある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、ハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、太郎はこの地に移住することを決意する。

新生活を始めてまもなく、太郎は近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島)に誘われ、地域の飲み会に参加。そこで知り合った山原賢作(生瀬)、宮原郁夫(橋本)、森野洋輔(梶原)、徳田省吾(岡部)らハヤブサ地区の男たちに“消防団”への入団を勧められる。運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分には全く似合わないからと一旦は入団を断る。

ところが、その直後、地区の住人・波川志津雄(大和田獏)の自宅で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。だが、実は今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。団員たちは連続放火事件を疑っているという。まさか、この長閑なハヤブサのどこかに放火犯がいるのか。ゾッとする太郎だが、住民・山原浩喜(一ノ瀬ワタル)が行方不明になるという事態が起きる。

そんな中、太郎は父の墓参りの際に、墓地で見かけた彩と、ハヤブサ地区唯一の居酒屋で再会。ミステリアスな彼女のことが気にかかる。

一方、少しずつハヤブサになじんできた太郎のことを、太陽光発電企業「ルミナスソーラー」の営業担当・真鍋明光(古川)が鋭いまなざしで見つめていて…。

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