京都の写真スポット「もみじのトンネル」8月はより幻想的に

琴坂で有名な「興聖寺」(京都府宇治市)が8月4日より期間限定で夜間にライトアップされる。写真スポットにもなっている青紅葉のトンネルが幻想的に彩られるほか、『源氏物語』を体験できるデジタルアートを展示する。

期間限定でライトアップされる琴坂で有名な「興聖寺」(京都府宇治市)

宇治市内の観光名所をライトアップする企画『京の七夕 in Uji』の一環。リアルとバーチャルを掛け合わせたアートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023』ともコラボし、デジタルアートなどを活用するクリエイティブカンパニー「ネイキッド」(代表:松村亮太郎)も賛同している。

道元禅師による日本最古の修行道場として知られる「興聖寺」は、山門へと続く緩やかな坂道「琴坂」が京都府指定の名勝ともなっている。覆い被さるように紅葉が立ち並ぶ姿は「もみじのトンネル」とも称され、季節を問わず多くの観光客でにぎわっている。

夜間の特別拝観では紅葉がライトアップされるほか、参拝客には提灯が配られる。また、同寺の門の両壁に『源氏物語』の一節を体験できるデジタルアートを展示。宇治が『源氏物語宇治十帖』の舞台となっていることから企画されたという。

期間は、8月11日まで。夜間の特別拝観時間は、夕方5時30分〜夜8時30分(最終受付・夜8時)。通常拝観は、朝9時〜夕方5時。拝観料は1000円。詳細は公式サイトにて。

京の七夕 in Uj

期間:2023年8月4日(金)〜8月11日(金)17:30〜20:30(最終受付20:00)
※通常拝観は、9:00〜17:00
場所:興聖寺( 京都府宇治市宇治山田27−1)
夜間特別拝観料:1000円

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