「SNSに投稿」「個人に賠償請求されたら数千万」男性会社員(67)から現金脅し取ろうとした疑い 男ら3人を逮捕 

会社員の男性(67)に因縁をつけ、現金を脅し取ろうとしたとして足場工の男(22)ら3人が逮捕されました。

恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、いずれも住居不詳・足場工の男(22)、とび職の男(20・当時19)、足場工の男(21)の3人です。

警察によりますと、男らは共謀して会社員の男性(67)の勤務態度に因縁をつけ、6月15日から30日までの間、広島市中区流川町の飲食店などで男性に対して「1万円をもらっても仕方がない」、「会社は何億や数千万円の損害を受け、それが個人に賠償請求されたら数千万円の賠償がきたり、下手をすれば億の可能性もある」、「SNSに投稿したら拡散されて家におられなくなる」、「150万円ではどうですか」、「一括で払ってくれ」などと言って現金を脅し取ろうとした疑いがもたれています。

調べに対して22歳の男は容疑を認めているということですが、残り2人はそれぞれ「関係ない」「脅していない」などと供述しているということです。

3人と被害男性は同じ工事現場で働く作業員同士で、22歳と20歳の男は男性を脅していたところを現認した警察官が現行犯逮捕したということです。

警察は3人が男性に一方的に因縁をつけたとみて、いきさつを調べています。

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