カンポス桜祭り7月22日から=ブラジルの軽井沢で花見楽しんで

見どころの多い日本庭園になっている桜公園の様子

 サンパウロ日伯援護協会傘下のカンポスさくらホーム(樋口秀樹運営委員長)が主催する『第52回桜祭り』が22~23日、29~30日、8月5~6日、12~13日の8日間、午前9時半から午後4時まで同ホーム(Av. Tassaburo Yamaguchi, 2180, V. Albertina, Campos do Jordão)で開催される。
 例年約2万5千人以上が来場する人気の祭りだ。桜公園には雪割り桜を中心にヒマラヤ桜や沖縄桜など約400本が植えられており、この時期に見ごろを迎える。近年はブラジル人観光客も多く立ち寄る名所になった。入場料は30レアル、学生や講師は入場料半額、6歳までは無料。収益は同ホームの運営費用に充てられる。
 岩本アレシャンドレ誠一ホーム長によれば、「今朝カンポスは零度でした。寒いときは氷点下4度を記録することも。160人のボランティアが総出で祭りを支えます。滝や錦鯉の池などがある桜公園を散策しながら花見を楽しんでください。今年は恒例の和太鼓、日本舞踊、ロシアやウクライナなどの民族ダンス、民謡などに加え、コスプレ、Kpopショーもあります。ぜひ来てください」と呼びかけた。
 食事コーナーでは同地名産の紅マスを始め、ヤキソバ、うどん、寿司やシュラスコ、お菓子などが販売される。
 当日は援協前(Rua Fagundes, 121, Liberdade)から往復バスが出る。行きは午前6時半発、帰りはホームを午後3時発(午後6時頃サンパウロ市着)。入場料込みのバス料金は援協会員130レ、非会員は150レ。バス申し込みは援協福祉部(11・3274・6518/11・96496・7712)。
 来社した市川利雄援協理事は「空気も綺麗でブラジルのスイスや軽井沢と呼ばれています。家族連れでゆっくり花見を楽しんで」と呼びかけた。

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