新会社設立 三井化学東セロ、ICT事業を分割継承 PS事業を統合へ

三井化学株式会社(以下、三井化学)は6月29日、三井化学東セロ株式会社(以下、三井化学東セロ)のプロテクトフィルム事業および産業用フィルム・シート事業(以下、ICT事業)を分割し、新たに設立する100%子会社に承継させると発表した。さらに、パッケージソリューション事業(以下、PS事業)については、サン・トックス株式会社(以下、サン・トックス)を吸収合併により経営統合し、PS事業統合会社を設立するという。

三井化学東セロは、三井化学の100%子会社だ。ICT事業に関しては、新たに100%子会社(承継会社)を設立し、三井化学東セロのICT事業を吸収分割する。

一方、PS事業については三井化学東セロが存続会社となり、サン・トックスを吸収合併により経営統合し、PS事業統合会社を設立する。サン・トックスは、レンゴー株式会社(以下、レンゴー)と株式会社トクヤマの合弁会社だ。

また、三井化学東セロは、三井化学から三井化学東セロの一部株式をレンゴーに譲渡して持分調整を行うことで、レンゴーの子会社(三井化学の持分法関連会社)となる。三井化学は、株主として引き続きPS事業統合会社の経営に参画するという。

(出典:三井化学 Webサイトより)

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