新潟十日町市の地下水から基準値超えるダイオキシン

 新潟県十日町市は7月4日、十日町市海老の海老最終処分場付近の井戸の地下水から環境基準値(1リットル当たり1ピコグラム以下)を超える1リットル当たり4.6ピコグラムの濃度のダイオキシン類が検出されたと発表した。

 処分場付近にある4カ所の井戸の水を5月8日に採取し、検査したところ、西側の井戸1カ所で基準値を超えたことが6月30日に判明した。周辺に水道水源や飲用・農業用井戸、耕作地はない。

 埋め立て地はコンクリート製のため、市環境衛生課は処分場からの漏出ではないとみている。今後、井戸の水を再測定し、原因を調べる。

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