ひき逃げの実習教諭など2人を懲戒処分 栃木県教育委員会

 栃木県教育委員会は今年(2023年)3月、出勤途中に女子中学生の自転車と接触事故を起こしけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃げたとして警察に逮捕された高校の男性実習教員を4日付けで停職3カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

 停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、真岡北陵高校の31歳の男性実習教諭です。警察によりますと男性実習教諭は今年3月2日の朝、車で出勤途中に女子中学生に衝突し軽いけがをさせた上、そのまま逃げたとしてひき逃げなどの疑いで逮捕され、その後、罰金の略式命令を受けました。県教育委員会の聞き取りに対し「頭が真っ白になり現場から逃げてしまった」と話しているということです。

 また、今年4月27日に那須塩原市内の神社でさい銭を盗もうとしたとして窃盗未遂の疑いで警察に逮捕され、その後不起訴処分になった那須特別支援学校に勤務する39歳の男性事務補助員を戒告の懲戒処分としています。男性事務補助員は4日付けで学校に退職願を出し受理されたということです。

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