建築家の隈研吾さんが北区長を表敬訪問 2026年度開設の児童相談所を設計

北区が2026年度の児童相談所の開設にあわせて整備を進めている、子育て支援を行うための複合施設の設計を担当する隈研吾さんが、7月3日、北区の山田区長を表敬訪問しました。

山田区長:「渋沢栄一の「しぶさわくん」ってこれから売り出していこうと思っておりまして、どうぞよろしくお願いします。今日はありがとうございます」

北区は2026年度の児童相談所の開設にあわせて、教育総合相談センターなど、子育て世帯を支援する機能をまとめた複合施設の整備を進めています。20社の公募の中から建築家の隈研吾さんが主宰する設計事務所のデザイン案が採用され、7月3日、基本設計の完成を区長に報告しました。

児童相談所の設計は初めてだったという隈さんは、外観に木目調のパネルを用いたり吹き抜けを活用した間取りにするなど、閉鎖的なイメージを払拭したといいます。

隈研吾さん:「お母さんが相談に行きたいなと思わせるような、明るい雰囲気が大事だと思いました」

山田区長:「相談はここに来ていただければ全ての事が対応できる、そんな拠点にしたいと思っています」

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