警察官の魅力ややりがいを知って タレントでとちぎ未来大使の"菊池柚花さん"もPR

 優秀な人材を確保しようと、栃木県警察本部は4日、仕事の魅力を伝える警察官をリクルーターとして指名しました。

 そして、タレントでとちぎ未来大使の菊池柚花さんも、特別リクルーターとして活動することになりました。

 4日に県警察本部で行われた指定書の交付式には、警察官の魅力ややりがいを若者に伝えるリクルートマネージャーと、リーダーとして選ばれた警察官ら64人が参加しました。その中から代表して3人が、小島隆警務部長から指定書を直接受け取りました。

 警察官の採用試験の受験者数は2017年度が795人でしたが、昨年度(2022年度)は382人と、5年間で約半分に減っています。

 県警察本部によりますと、警察官や警察職員を志す人が減っている現状を打開しようと、リクルーターが高校などのパイプ役になるほか、進路に悩む人などにやりがいや情熱を伝え人材確保を図ります。

 また、宇都宮市出身のタレントでとちぎ未来大使の菊池柚花さんも特別リクルーターとして活動することになりました。

 菊池さんは、宇都宮市にある機動センターで高級パトカーに乗ったり、鑑識として指紋を採取したりして警察官の仕事を体験しました。今回の体験や、警察官の仕事の魅力を今後SNSなどを通じて発信していきます。

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