東証続落、午前終値119円安 一時300円超安、利益確定売り

 5日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。約33年ぶりの高値圏で推移しているため、当面の利益を確定するための売り注文が優勢だった。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。

 午前終値は前日終値比119円52銭安の3万3303円00銭。東証株価指数(TOPIX)は1.78ポイント安の2304.59。

 朝方は、衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの下落が平均株価を押し下げた。その後は割安感の出た銘柄を買う動きが出て、平均株価は下げ幅をやや縮めて推移した。前日の米国市場は独立記念日で休場だったため、取引材料が乏しかった。

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