「ウソ婚」菊池風磨がトリンドル玲奈に怒られる!? 会見で渡辺翔太がエピソード暴露

フジテレビ系で7月11日にスタートする連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11:00=関西テレビ制作)の制作発表会見が行われ、主演の菊池風磨(Sexy Zone)、共演の長濱ねる、渡辺翔太(Snow Man)、トリンドル玲奈、黒羽麻璃央が出席した。

「ウソ婚」は、時名きうい氏による同名漫画が原作。電子版と紙版を合わせて累計450万部を突破し、主要電子書店にて続々と1位を獲得している人気作だ。カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ初主演の菊池が、女性にモテまくる設計事務所社長・夏目匠を演じる。匠が思いを寄せる幼なじみ・千堂八重を演じるのはヒロイン役に初挑戦の長濱。数年ぶりに再会し、ウソの結婚生活を送ることになった2人が、周囲を巻き込みながら本当の幸せをつかんでいく甘酸っぱいラブコメディー。

「夏目設計事務所」の社長・匠は、容姿端麗で仕事もできる一級建築士。女性に言い寄られる煩わしさから解放されようと、フェイクの結婚指輪をして既婚者を装っていた。ある日、取引先の社長から、妻同伴のパーティーに誘われる。ある雨の日、ウソをつくのも限界かと悩む匠の前で、女性が派手に転び傘を差し出す匠。その女性は、幼い頃ひそかに思いを寄せていた八重だった。仕事も住むところもなく、彼氏と破局して人生のどん底に陥っているという八重に、匠は半年の期間限定で“ウソの結婚相手”を演じるアルバイトを持ちかける…。

最初にドラマの話を聞いた時の感想を聞かれた菊池は、間違いだと思ったと語ったうえで、「原作を読んでみたらやっぱ間違いだなと思って、『これ僕じゃないです』と話をしたんです。だけど『正真正銘、菊池くんにきているお仕事です』と言われてびっくりしました」と振り返る。原作を読んだ感想については、「真っすぐなキュンキュンも毎回ありますし、見ている僕の方が赤面しちゃうようなすてきなお話。ドラマになるにあたって、少しドラマ仕様に変わっているところもあるので、今となっては僕でもよかったのかなと思いました」とドヤ顔で発言し周囲を笑わせた。

現場の雰囲気について菊池は「実はちょっと人見知りなんです」と前置きをしつつ、「楽しい現場になるようにと思ってみんなと話をしていますけど、トリンドルさんだけは構ってないです…」と意味深なコメント。それに対しトリンドルは、「私がクランクインの時、菊池さんと渡辺さんが一緒だったんですが、2人とも全然しゃべらなくてびっくりしちゃった。テレビで見ているイメージだと、明るくてたくさんしゃべってくれるのかなと思っていたのですが、人見知りだっていうね…」。思わぬ形で人見知りエピソードを披露された菊池は、「頑張って話してはいたんですけどね」としょんぼり気味。

すると渡辺から、菊池とトリンドルの現場でのやりとりが暴露される。「3人での撮影の時に、菊池がふざけてボケを言ったんですけど、その時一瞬、静寂になったんですよ。菊池がスベって(笑)。そしたら『いやいや、ここはお通夜か』って、菊池が自分でツッコミを入れて…。その後に、トリンドルさんが真顔で『お通夜とかあまり言わない方がいいですよ!』って菊池が怒られて…」。この話が披露された途端、会場は笑いの渦に包まれた。その時、菊池とトリンドルのやりとりを目の前で見ていた渡辺は、「トリンドルさんはすごく真っすぐな人なんだという印象を持った」と語った。

原作を読んでいたという長濱は、ヒロインの話がきて驚き、「こんなにキュンキュンする少女漫画のヒロインを自分が務められるのかとドキドキしました」と不安があったことを明かした。さらに、共演者の中で年齢が低いことも気になっていたようで、「私だけ皆さんよりもちょっとだけ年下なんですけど、皆さんに身を委ねて楽しく撮影させていただいています」と語り、話は出演者の人見知りエピソードに戻った。長濱から、みんなが目を合わさないで話していることが語られると、菊池が「長濱さんは人見知りとかじゃなくて、なんか浮遊している感じなんですよね。ぶっ飛んでるというのとはちょっと違うかもしれないけど、僕らが話しているとしたら、ここら辺で浮かんでいる人なんですよ。奇想天外な答えが返ってくるというか…」といい、長濱に浮世離れした印象を抱いている様子。

長濱は、「仲良くなりたいって思いがあるので。聞かれたことは真摯(しんし)に答えたい」と思っていることが説明されると、菊池は、「全部答えなくていいのよ」としつつも、「先日『帰ったら何するの?』って聞いたら、『まず裸になります』って答えるんですよ!」と衝撃の事実を語った。この発言に長濱は、「ちょっと待って!」と焦った様子。すかさず菊池が、「きれい好きだからってことらしいんですけど、いきなり裸になるって言われたらびっくりしちゃうから気をつけた方がいいですよ」とフォローしていた。

この後、さまざまな質問にもウソ偽りなく、素直に答えていくキャスト陣。タイトルの「ウソ婚」にちなんで、「最近ついたウソ」や「初恋の思い出」などの質問を通して、知られざる素顔が垣間見えた貴重な時間はあっという間に終わりを迎え、最後に菊池が「このドラマはコメディーなんですけど、登場人物の一人一人にドラマがあって、いろいろな角度からそれぞれのキャラクターの視点で楽しんでいただけるすてきな人間ドラマにもなっています。ぜひご覧ください」とあいさつ。6月初旬のクランクインから1カ月。出演者同士の仲も深まり、順調に撮影が進み楽しい作品になっていることが伝わってくる会見となった。

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