津鉄のレトロな旧客で「夜行列車」の旅、貴重な「立佞武多曳き」体験も(青森県五所川原市)

旧型客車夜行列車 車内の様子

奥羽本線経由で上野と津軽地方を結んだ夜行急行「津軽」。東北から出稼ぎや集団就職で上京した人々が「津軽」のA寝台で故郷に帰る……そんな夢を乗せた「津軽」には「出世列車」の名で呼ばれることもありました。

そんな夜行急行「津軽」をイメージした昭和の夜汽車が今夏、津軽鉄道で走ります。

青森県西北地域県民局「西北の鉄旅コンテンツ創出業務」の一環として、日本旅行がモニターツアーを企画。青森県五所川原市で毎年8月上旬に開催される「立佞武多(たちねぶた)」の体験と、津軽鉄道に残る旧型客車を使用した夜行列車への乗車を組み合わせ、『立佞武多曳き体験と津軽鉄道旧客夜行列車の旅』として発売を開始しました。

ツアー初日は「立佞武多」館の見学、地元の方と一緒になって「立佞武多」に曳き手とした参加するといった体験が予定されており、夜に津軽五所川原駅へ再集合。夜行列車は23時頃から同駅~津軽中里駅間を2往復します。ひとしきり旧客夜行を楽しんだのち、8日の午前6時ごろに解散の予定です。

出発日は2023年8月7日~8日の1泊2日、募集人数は80名。旅行代金は大人・子供同額の18,000円で、日本旅行の専用サイトで受け付けています(※津軽鉄道では申込できません)。詳細はツアー名『立佞武多曳き体験と津軽鉄道旧客夜行列車の旅』で検索を。

【画像】立佞武多や旧客夜行イメージ

立佞武多(イメージ)
客車を牽引する津鉄のディーゼル機関車
客車夜行イメージ

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