カズレーザー、地球外生命体の可能性に期待 微生物が生きる『深海』と太陽系の『衛星』の環境に相似点が

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が4日に放送された。この番組では、知ればきっと人生が変わるような新知識を最先端の研究者から学びまくる。

今回は、『最新科学で解明!宇宙人は本当にいるのか?』と題して、『太陽系の星「エウロパ」に地球外生命体がいる!?』、『世界初!!宇宙人がいる根拠を○○から発見!?』、『宇宙人の電波を感知せよ!SETI』という3つの観点で講義を受けた。

『太陽系の星「エウロパ」に地球外生命体がいる!?』という講義では、木星や土星の衛星のなかに、地表から水蒸気が噴き上がっている衛星があることから、地下には海が存在し、水を有する星が存在していると専門家が解説。そのような衛星の海底には、生命誕生に欠かせないエネルギーや有機物のもととなる熱水が噴き出している可能性が指摘された。衛星が惑星のまわりを周回する際に、惑星の重力の影響を受け、摩擦熱をともなう形状の変化を起こすことで、氷に覆われた衛星でも熱水が生じるのだという。この環境と同様のものが、地球の海底にも存在し、そこに微生物などが暮らしていることから、他の惑星でも熱水のエネルギーによって、人間が想像もしていない生命が発生しているのではと考えられるそうだ。

専門家は、宇宙の環境が地球とは異なるためそこで生まれている生命も全然違うかもしれないと分析したうえで、地球の常識にとらわれない柔軟な発想が大発見につながるとまとめた。壮大な解説を受け、カズレーザーは「宇宙っていう無限大に広いものを見つめる広い視野って、もう想像が追いつかないというか。あらゆる常識とか、自分の持っている尺度とかを捨ててリセットしたりとか、もう柔軟どころじゃない考えでものをみないとわからない。すぐに目が曇っちゃう」と感動。さらに「何らかの生命体がいて、それの動きとか体がコミュニケーションをとれるようなところまでいったら、かっこいいですね」と、地球外生命体との交流に期待を寄せた。

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