ガソリン、1年ぶり高値 172円50銭、補助縮小で

ガソリンスタンド

 経済産業省が5日発表した3日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から1円50銭高い172円50銭だった。値上がりは7週連続となり、昨年7月中旬以来、約1年ぶりの高値となった。原油価格の上昇に加え、価格抑制のために石油元売り会社へ支給している政府の補助金が、段階的に縮小されていることが影響した。

 3日時点の全国平均価格は、政府の補助金で9円40銭の抑制効果があったという。政府は6月から補助金の補助率を段階的に縮小している。6日からの補助金額は1リットル当たり10円10銭とする。

 軽油は1リットル当たり1円40銭高い152円20銭だった。

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