デ・ロッシがU-21イタリア代表監督候補に? 今年2月にSPALを解任…

[写真:Getty Images]

ローマとイタリア代表のレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシ氏(39)が、U-21イタリア代表監督の候補に挙がっているようだ。

ボカ・ジュニアーズで選手キャリアを終えたデ・ロッシ氏は、現役引退後にロベルト・マンチーニ監督の下でアッズーリのテクニカルコーチを務めて指導者キャリアをスタート。

その後、昨年10月初旬にロベルト・ヴェントゥラート前監督の後任としてセリエBのSPALの指揮官に就任。しかし、監督初挑戦は困難を極め、指揮した17試合で、3勝6分け8敗とチームの立て直しに失敗。カリアリ、バーリ、ヴェネツィア相手の3連敗によって降格圏の18位まで転落したことを受け、今年2月14日に解任されていた。

その後はフリーの状況が続いているが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、U-21欧州選手権をもってパオロ・ニコラート監督が退任するU-21イタリア代表の後任指揮官としてイタリアサッカー連盟(FIGC)が同氏をリストアップしているという。

デ・ロッシ氏以外では、現U-20イタリア代表を率いるカルミネ・ヌンツィアータ監督、U-19イタリア代表を率いるアルベルト・ボリーニ監督、アッズーリでマンチーニの副官を務めるアルベリコ・エバーニ氏が候補に挙がっているという。

SPALでの監督初挑戦はほろ苦いものとなったデ・ロッシ氏だが、アッズリーニの新指揮官に就任し、指揮官としての最初の成功を目指すことになるのか。

© 株式会社シーソーゲーム