神島高商業クラブ、全国へ 和歌山県大会で個人・団体とも好成績

和歌山県大会で奮闘した商業クラブのメンバー

 和歌山県田辺市文里2丁目の神島高校商業クラブが、ビジネス計算、ワープロ、情報処理、簿記の県大会で個人、団体ともに好成績を収めた。7、8月に東京都や神奈川県で開かれる全国大会に延べ7人が出場する。

 県大会はいずれも、5、6月に和歌山市の和歌山商業高校であった。ビジネス計算では普通計算(掛け算、割り算、見取り算)や応用計算の問題を解いた。ワープロでは10分間で正しく打った文字の数を競い、情報処理は筆記で、関連用語やデータベース、表計算の知識を競った。簿記では、仕訳・伝票、原価計算を解いた。

 ビジネス計算の電卓の部とワープロで全国大会に出場する主将の羽根ひなたさん(3年)は「ワープロは誤字が多いので、全国大会までに練習を重ねたい。昨年も全国大会に出場したが、圧に負けてしまった。今年は自信を持って挑みたい」と意気込んだ。

 全国に出場するのは次の皆さん。丸数字は県大会での順位。

 ビジネス計算・電卓の部=(3)岸本沙耶(3年)(5)羽根ひなた

 ビジネス計算・珠算の部=(4)蔦原唯(1年)

 ワープロ=(3)谷坂美涼(3年)(9)羽根ひなた

 簿記=(1)深瀬央登(3年)

 情報処理・団体=(1)田中聖十、谷坂美涼、玉置晃琉(以上3年)

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