東証続落、終値83円安 利益確定売り優勢

東京証券取引所

 5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。約33年ぶりの高値圏で推移していることから当面の利益を確定するための売り注文が優勢となり、前日終値からの下げ幅は一時400円に迫った。その後は割安感の出た銘柄を買う動きが出たため、下げ幅を縮めて取引を終えた。

 終値は前日比83円82銭安の3万3338円70銭。東証株価指数(TOPIX)は0.34ポイント安の2306.03。出来高は約13億9100万株。

 朝方は、価格の高い値がさ株で衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが売られ、平均株価を押し下げた。その後は下げ幅を縮小し、小幅な値動きで推移した。

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