津山東高校書道部、事故防止を呼びかけるDVD制作に協力

津山東高校の書道部は13日、同校体育館(林田)で、津山警察署の依頼を受け、事故防止を呼びかけるDVD制作に協力し、書道パフォーマンスを行った。
1、2年生の生徒11人が参加。長さ約1㍍の大筆を持ち、縦4㍍、横6㍍の上に「思いやり、ゆとりは無事故へつづく道」「心結」と言葉を書き、その周りに花束や黄色いリボンなどを描いた。「3密を避けるために人と距離をおかないといけない。でも心はつながっている」とメッセージを込め、ドライバーの気配りや優しさ、歩行者の安心などをイメージしながら、表現したという。
部長の明石七美さん(17)は「先生と部員で話し合って振り付けなど決めた。本番前は心配でしたが、うまく出来て安心した。この作品を見てくれた人が安全を心がけてくれたら幸いです」と話した。
同署は新型コロナウイルス感染予防のため街頭で啓発ができず、映像での実施を企画。DVDは津山交通安全協会、津山安全運転管理者協議会、津山運行管理者協会の協力により作成され、完成後は、秋の交通安全県民運動(21〜30日)に合わせて、林田の同署の玄関ロビーで放映する。


完成した作品と撮影を行っている生徒

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