伯桜鵬「勝つ気しかない」 最速新入幕の19歳が闘志

朝稽古で体を動かす伯桜鵬=愛知県豊田市の宮城野部屋宿舎

 大相撲名古屋場所(9日初日・ドルフィンズアリーナ)で新入幕の伯桜鵬が5日、愛知県豊田市の宮城野部屋で下半身のトレーニングなどをこなした。遠藤と並び、幕下付け出しデビューから昭和以降最速の所要3場所での新入幕昇進。19歳のホープは「勝つ気しかない。最高の準備をする」と闘志をかき立てた。

 番付発表後は連日申し合いに加わっていたが、痛めている左肩を考慮し、この日は相撲を取らなかった。「中学校の時から悪かったので。悪化させないようにして、相撲を取れる状態でいることが一番」と語った。

 本名の落合から改名し「まだ慣れていない。強くなって、しこ名を広めていかないといけない」と意気込む。

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