大学入試センターは5日までに、2026年1月に実施する大学入学共通テストから出願手続きをオンライン化する方針を決めた。高校を通じた郵送のやりとり中心だった仕組みを改め、負担軽減を図る。インターネットが使えない受験生向けの手続きも残す。
センターによると、現行は主に高校が受験生の願書と検定料払い込み証明書をまとめてセンターに郵送している。
26年の共通テストは現在の高1が受ける。受験生自らホームページ上で出願手続きを行う。検定料決済もオンライン化する方向で調整している。受験科目の確認や修正は専用ページで可能となり、受験票は印刷して試験会場に持ち込む。