京都府警山科署は5日、窃盗の疑いで、和歌山県岩出市の会社員の男(24)を逮捕した。
逮捕容疑は、大阪府豊中市の男(44)=窃盗罪で起訴=らと共謀し5月4日、京都市伏見区の男性(89)宅に、銀行協会職員を名乗って訪れ、キャッシュカードなど7枚を盗み、4~5日、宇治市のコンビニなど4カ所のATMから22回にわたって計367万8千円を引き出した疑い。
山科署は和歌山県の男が特殊詐欺グループの「出し子」の運転手役だったとみている。「車を運転したが、他人のカードを使って金を引き出していない」と容疑を一部否認している。