小坂忠の名曲「ほうろう」のミュージック・ビデオ公開! 盟友・細野晴臣 選曲の"究極のベスト盤"、本日発売!

昨年4月に惜しまれつつ他界した小坂忠の代表曲「ほうろう」は、細野晴臣を共同プロデューサーに迎え、ティン・パン・アレイ(林立夫、細野晴臣、松任谷正隆、鈴木茂)のメンバーを中心に演奏された名曲。 1975年のリリース以来、約50年以上もミュージック・ラヴァーたちに聴き継がれ、近年ではokamoto'sのボーカリスト・オカモトショウやさかいゆうらが絶賛するなど、若い世代にも再評価されている同曲のミュージック・ビデオがアルファ・ミュージック・チャンネルにて公開となった。 本ミュージック・ビデオは、2019年の小坂のライブ映像と、小坂のポートレート写真を元に描かれる力強い墨絵の描写が交差する、グルーブ感溢れる作品に仕上がっている。

▼「ほろろう」ミュージック・ビデオ / アルファミュージックチャンネル

https://youtu.be/Dpstzvf5N1Y

本日発売の『小坂忠 THE ULTIMATE BEST』は、50年来の盟友・細野晴臣が自ら選曲したアルバム。50年に渡る小坂の音楽人生を細野晴臣ならではの視点で選曲・構成した作品になっている。 本アルバムの特別寄稿に細野晴臣が書いた文章の一部を紹介しよう。 彼のために曲を作ったり編曲、演奏することは楽しみでもあり喜びでもあり、その多くは今回のプログラムにも選曲してあります。小坂忠自身による楽曲は磨けば光り輝くものがあり、「ゆうがたラブ」「I Believe In You」など全く飽きのこない秀逸な作品です。中でも「機関車」は彼の代表作と言ってもいいでしょう。狭山にいた頃、その「機関車」ができる過程を近くで見ていた自分にとっても忘れられない歌です。2022年から23年には思いがけず世界が変動し、同時に同胞が次々に倒れていきました。友を失うことはとても苦しく寂しいことですが、音楽がこうして残っていくことは素晴らしいことだと思います。そういう意味でこのような集大成を編纂することの重みを感じている次第です。とはいえ楽しい音楽です、どうかお楽しみください。 8月5日には本アルバムのアナログ・エディション『THE ULTIMATE BEST -Analog Edition-』が発売される予定。CD、配信と共に小坂忠の音楽を楽しんでいただきたい。 商品詳細は特設サイトにて。 また、7月7日には小坂忠に縁のある鈴木慶一、高野寛、大野真澄、坂崎幸之助、尾崎亜美、金子マリ、さかいゆう、田島貴男(Original Love)、中納良恵(EGO-WRAPPIN')がゲスト出演する『小坂忠メモリアルコンサートTHE LAST SESSION〜with Chu's Friends』が行なわれる。詳細はこちら。

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