岡山県の河川の堤防強化工事 61%が完了 復旧・復興推進本部会議で報告〈西日本豪雨から5年〉

西日本豪雨から7月6日で5年です。5日、岡山県庁で復旧・復興の状況を共有する会議が開かれ、河川の堤防を強化する工事の61%が完了したことが報告されました。

岡山県庁で開かれた「豪雨災害復旧・復興推進本部会議」で西日本豪雨で被害を受けた河川の堤防を強化する工事の進捗状況などが報告されました。

県が管理する河川が対象で、6月末時点で工事全体の61%が完了しました。

個別にみると、倉敷市真備地区を流れる小田川の支流のうち高馬川が96%、真谷川が94%、末政川が68%です。総社市の高梁川は84%で、いずれも2023年度中に完了する予定です。

岡山市東区を流れる砂川は、2022年に行った工事の入札が不調だった影響で34%にとどまっていて、完了は2024年度中の見通しです。

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