朝ドラ・田邉教授の意外な一面、SNS混乱「嫌いになれない」

裕福な造り酒屋で生まれ育った主人公が、植物の魅力を知り学問の道へと足を踏み入れる連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。7月5日放送の第68回では、万太郎が田邉教授にある提案をされている間、寿恵子は教授の妻・聡子から意外な話を聞くシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

田邊と話す万太郎(神木隆之介)(C)NHK

田邊教授(要潤)から、専属の「プラントハンター」になることを提案された万太郎(神木隆之介)。自分が発見した植物は自らの手で発表したいと願う万太郎は、田邊教授のために植物を探すことに納得がいかず、提案を断ってしまう。

その頃、田邊教授の妻・聡子(中田青渚)と交流を深めていた寿恵子(浜辺美波)。今後の苦難を思い、すっかり気落ちした万太郎を「1人でなくってもいいんでしょ?」と明るく励まし、万太郎の元気を取り戻すのだった。

外国の枕でないと眠れず、「大きな白い枕」を抱えて歩いていたという意外な一面が聡子の口から語られた今回の放送。また、万太郎が田邉教授に力を貸すよう寿恵子に頼んだことを聡子が伝えると、笑顔を浮かべ髪をなでるというシーンも。

冷徹な顔ばかりが描かれる田邉教授だけに、SNSでは「かわいいとこあるじゃねえか教授」「こんな風に描かれちゃうと田邉教授、嫌いになれないよ」「15分間で田邉という男を多面的に描いているところが素晴らしかった」など、混乱する人も多くいたようだった。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。7月6日放送の第69回では、学問所時代の友人・佑一郎(中村蒼)が万太郎たちの長屋を訪ねてくる。

文/つちだ四郎

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