神戸地下鉄の改札をクレジットカードで、タッチ決済の導入時期は?

「神戸市営地下鉄」(本社:神戸市兵庫区)は7月5日、タッチ決済が可能なカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォンなどでの乗車を2024年春より開始すると発表した。

クレジットカードでのタッチ決済が可能になる「神戸市営地下鉄」

交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」が、6月27日よりiPhoneやApple Watchのウォレットアプリで利用できるようになり、ますます鉄道乗車の利便性が高まっている昨今。

新たな運賃決済の手段として、自動改札でクレジットカードをかざす「タッチ決済」も普及してきており、2021年には「南海電鉄」で実証実験がスタートし、現在もエリアを限定し継続されている。

今回の「神戸市営地下鉄」では、全駅で「タッチ決済」が導入される予定で、使える決済ブランドは「Visa」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」「銀聯」。今後「Mastercard」については、順次追加されるという。

同社は、「現金の両替やICカード、乗車券の購入が不要となることから、外国人観光客はもとより、国内観光客やこれまで現金で切符を購入されていた沿線のお客さまにおいても、より快適にご乗車いただけることを期待しております」とコメント。具体的な開始日については後日発表される。

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