【スパーキングレディーC】御神本「強いスピーディ見せたかった」浦和のスピーディキックは2着

あと一歩のところだった。勝負どころの手応えはイマイチでも直線では力を見せる走りでもうひと伸び。交わせるかというところまで迫ったものの、アタマ差届かず悔しい敗戦となった。

2着 スピーディキック
御神本訓史騎手
「悔しいけど、ここ2戦に比べれば競馬も出来ているし、あの手応えじゃ大外に出せないし、使える脚も一瞬なので…相手もしぶとかったし、もうちょっと楽に勝ちたかったです。向こう正面から反応が鈍いところがあるのですが、3、4コーナーからの上がりも違うし、ここ2戦に比べれば力も出していますね。アタマの上げ下げまで行っているのですが、もうちょっと強いスピーディを見せたかったです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

5日、川崎競馬場で行われた11R・スパーキングレディーカップ(Jpn3・3歳上オープン・牝・ダ1600m)は、酒井学騎乗の4番人気、レディバグ(牝5・栗東・北出成人)が勝利した。アタマ差の2着に1番人気のスピーディキック(牝4・浦和・藤原智行)、3着に3番人気のタガノクリステル(牝4・栗東・長谷川浩大)が入った。勝ちタイムは1:41.3(良)。

2番人気で川田将雅騎乗、グランブリッジ(牝4・栗東・新谷功一)は、4着敗退。

大激戦のゴール前

(右)2023スパーキングレディーカップ・レディバグと酒井学騎手 (C)Hiroki Homma

酒井学騎乗の4番人気、レディバグが交流重賞初制覇を飾った。大激戦のゴール前だった。先に抜け出したレディバグを目掛けて外からスピーディキックが猛追。完全に並んだゴール前となったが、アタマ差レディバグが凌いだ。

レディバグ 22戦5勝
(牝5・栗東・北出成人)
父:ホッコータルマエ
母:フェバリットガール
母父:ダンスインザダーク
馬主:ゴールドアップ・カンパニー
生産者:ゴールドアップカンパニー

【全着順】
1着 レディバグ 酒井学
2着 スピーディキック 御神本訓史
3着 タガノクリステル 和田竜二
4着 グランブリッジ 川田将雅
5着 ノーブルシルエット 矢野貴之
6着 エナハツホ 小崎綾也
7着 トキノゴールド 櫻井光輔
8着 ラインオブフェイト 笹川翼
9着 サイファリス 丸山真一

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