貨幣処理機大手のグローリー(兵庫県姫路市)は5日、グループ会社が管理するサーバーが外部から不正アクセスを受け、一部情報が漏えいしたと発表した。顧客情報流出の有無などについて外部機関による調査を進める。
同社によると、同日、サーバーのログ(通信記録)を調査した際、不正アクセスと一部情報の流出を確認した。被害拡大を防ぐためサーバーをネットワークから遮断し、詳細を調べているという。
同社は「関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけすることになり、深くおわび申し上げます」と謝罪。開示すべき内容が判明した場合は速やかに知らせるとした。(赤松沙和)