江戸、上方「二刀流」 風柳さん寄席、トーク 8月19日、高岡会館

  ●富山新聞文化センター特別企画

 江戸落語と上方落語の「二刀流」を目指す落語家の柳家風柳(ふうりゅう)さんが8月19日、富山新聞高岡会館で寄席とトークを繰り広げる。富山新聞文化センターの特別企画「柳家風柳のたっぷり江戸も上方も」と題して、東西の落語の魅力に触れてもらう。

 風柳さんは大阪府枚方市出身で、2007年鈴々舎馬風さんに入門。昨年3月に真打に昇進した。自身の本名が「大谷」ということもあり、米大リーグで「二刀流」の活躍をみせる大谷翔平選手になぞらえて「寄席のオータニさんを目指す」とアピールしている。

 昨年9月には、富山新聞高岡会館での「たかおか落語祭り2022」(たかおか落語ふぁんくらぶ主催、富山新聞社共催)が風柳さんの真打昇進披露公演として開催された。風柳さんはトリを務めた同公演を振り返りながら「私の落語家生活で一番の思い出になった。今回も落語を通じて高岡の皆さまとご一緒させていただくことを楽しみにしている」とコメントしている。

 特別企画は午後2時開始で、受講料は2500円。申し込み、問い合わせは富山新聞文化センター高岡本部=0766(26)7000=まで。

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