日本車6社、米販売12%増 23年上半期、供給混乱緩和

 【ニューヨーク共同】日本の自動車大手6社が5日までに発表した2023年上半期(1~6月)の米新車販売台数は計268万3638台と、前年同期より12.2%増えた。トヨタ自動車と三菱自動車を除く4社が増加し、いずれも2桁の増加率となった。

 半導体不足などを背景にした新車供給の混乱が緩和し、販売は堅調だった。米新車販売のメーカー別首位は米ゼネラル・モーターズ(GM)となり、18.3%増の129万5186台だった。

 トヨタは0.7%減の103万8520台。主力車「カローラ」が16.5%減。

 新型モデルの売れ行きが好調だったホンダは24.8%増の63万1532台。

 日産自動車は25.0%増の48万171台。SUBARU(スバル)は15.3%増の30万4092台。マツダは28.7%増の18万3783台。

 三菱自は5.7%減の4万5540台だった。

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