候補生は2番目の射撃グループ 陸自小銃事件、経緯を捜査

陸自日野基本射撃場=岐阜市

 岐阜市の陸上自衛隊射撃場で6月、射撃訓練中に隊員3人が死傷した小銃発射事件で、自衛官候補生の男(18)=殺人容疑で再逮捕=は、約70人の参加者のうち2番目に撃つグループに配置されていたことが6日、関係者への取材で分かった。このグループは午前9時半ごろから射撃を始める予定で、事件が起きた9時10分ごろは、射撃場内の準備場所で待機している時間帯だった。陸自の警務隊は6日、男を送検し、当時の状況を詳しく調べている。

 関係者などによると、候補生は7、8人程度のグループに分かれ、1グループで30分ほどかけて、順次、射撃の実力を試す検定を実施する計画だった。

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