七夕飾り500本色鮮やか 富山県高岡市戸出地区でまつり始まる

華やかな七夕飾りの下を歩く人たち=高岡市戸出町

 富山県高岡市戸出地区の「第58回戸出七夕まつり」は5日、同地区中心部で始まった。新型コロナウイルスの影響で本格的な開催は4年ぶりとなり、大小合わせて約500本の七夕飾りが通りを彩った。8日まで。

 通りには色とりどりの短冊を下げた竹や、高さ10メートルを超える豪華な飾りが並び、訪れた人を楽しませた。夜には飾りのちょうちんやあんどんに明かりがともされ、町を鮮やかに照らした。

 家族3人で訪れた同市の津田義史さん(40)は「コロナ前のにぎわいが戻っていた。きれいな七夕飾りを息子に見せてあげられてよかった」と話した。

 6日には地域住民の民謡踊り街流し、7日には児童クラブのあんどんパレードなどがある。北日本新聞社協賛。

色鮮やかな七夕飾りの下を歩く人たち=高岡市戸出町(上田友香撮影)

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