【最新黄砂予想】6日(木)全国各地に “季節外れ” の黄砂が飛来予想 PM2.5も非常に多く アレルギー体質や呼吸器系の疾患ある方注意

気象庁の黄砂予想によりますと、きょう6日(木)は西日本から北日本の広い範囲に季節外れの “黄砂” が飛来することが予想されています。

きのう5日(水)夕方時点で大陸では、中国東北区やモンゴルでは、視程(水平方向の見通し)が10km以上のさほど濃いレベルではありませんが、地上で黄砂が観測されています。

きょう6日(木)には日本列島に薄まりながらも流れ込んでくる見込みです。西日本から北日本にかけて広い範囲に流れ混むことが予想されます。6日(木)朝時点の衛星画像を見ると、黄海から朝鮮半島、日本海にかけてうっすら茶色くなったエリアが確認できます。これが日本列島に薄まりながらも流れ込む見込みです。

日本国内では地上で観測が発表されるほど濃いレベルではないかもしれませんが、多少空が白っぽくなるなどの影響が出る可能性はあります。

もし日本国内で7月に黄砂が地上で観測された場合、7月としては観測史上初めてとなります。気象庁の統計が残る1967年以降、7月に黄砂が観測されたことはこれまでありません。

また、6日(木)はあわせてPM2.5が非常に多い予想が出ています。全国的に晴れる所が多くなりますが、アレルギー体質の方や呼吸器系に疾患がある方などは念のためご注意ください。

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